秋になったせいか、とにかく甘いものが食べたくなる。先日Hマート(韓国系のスーパー)へ行った時には、手当たり次第甘いものをカーとの中に放り込んでしまった。柏もち、バームクーヘン、大福、菓子パンを何個も。料理本を開ければお菓子のページばかりチェックしている。

おいしいかぼちゃが手に入ったので(かぼちゃは当たりはずれがひどい)、どうしても作りたかったかぼちゃのプリンを、夜勤の中日にもかかわらず作ってしまった。作っている最中から味見しては、出来上がりを想像してニヤニヤ。子供たちはあの何が入っているかわからない、バニラプディングの方が好きなので、こういう手の凝ったお菓子は、日本人のお友達と食べたいのに、勤務や研修が詰まっていてそういう暇もない。悲しい。さて、味は?おいしかった~かぼちゃの甘味と卵のしっとり感。一口一口味わって食べました。

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Hマートでおいしそうな栗もみつけた。よくこちらでみかけるのは空かすかの栗で、剥いたり湯がいたりする労力に対して収穫が少ない。でも今回のはカリフォルニアからきていて、大きくどっしりしている。モンブランや栗の渋皮煮でもしようかとウキウキ。

カナダへ来てからすっかり料理人になってしまった。日本にいたころは考えられないような料理振りだ。と言うのも、日本のようにおいしいものを食べれるところがないからだ。食べることが大好きな私にとって本当につらい事実だ。ヨローッパや日本のように繊細なケーキはなく、甘くて砂糖と生クリームたっぷりの特大のケーキがはびこっている。Hマートやアジア系のスーパーで日本のお菓子が輸入されているけど、どれもこれも一旦冷凍されたものなので、自分で作ったほうがおいしい。

そして、これはトマトソースをぐつぐつ煮ているところ。

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絵里佳が生まれてから、オーガニックの食品を購入するようになった。確かに値段は高い。でも将来への投資と思って買っている。加工食品も出来るだけ使用せず、自分で出来るだけ作るようになった(絵里佳が日本のカレールーで湿疹が出たから)。保存料や防腐剤、そのほか何が入っているか、明確でない方が多いからだ。カレーのルーやホワイトソース、トマトソース、ピザソースなどなど。手間はかかるけれど、自分で作ったほうが味が調整できるし、おいしい。パンもパン焼き器で作る。いろいろなパンに挑戦して結構面白い。

家庭と仕事、いつもいつも時間があるわけではないけれど家族と自分自身の健康のため、出来る限りやっていきたいと思う。それから私の食欲のためにも!