書けない時は書かない方が良いというけれど、締め切りまで1週間を切ったのでそういうわけにはいかず、無理やり押し進めているところ。相変わらずだ。

もともとマスターを始めた時、卒論に向かってやりたかったことはホスピス看護師の燃え尽き症候群と上司の質の関連性をしらべたかった。私の論理としては看護師をサポートするべき上司の働きが燃え尽き症候群を防止する大切な役目をしていると思っていたからだ。証明できればスーパーバイザーの時間数を増やすことができるし、なんて思っていた。各ターム毎のペーパーもそれに焦点をあてて、しっかり成長の後もみられた。しかしクリニカルが好きな私にとって4年も引きずっていけるほど興味のある内容ではない。それにこれだけ緩和に情熱をもっていて、実際の緩和看護に関することの方がよっぽど楽しいに決まっている、と方向転換を考え出したこの秋。サイコソーシャルオンコロジーをとっているおかげか目移りするほどの内容でなかなか絞れなかった。昨年日本へ行ったときに日本でのがん患者の家族への看護、特に子供のケアが不足していることを痛感し、それに絞ろうかと思っていた。リサーチも結構進んでいた。

ところがグループプロジェクトでしていた。”セクシャリティーとがん”。プロジェクトのために患者の妻にインタビューをしたことをきっかけに、”これだ!私はこれをやりたいのだ!”と固く誓ってしまった。この分野を極めてセクシャリティーとがんについてだったら美加に聞いて!といわれるぐらいのスペシャリストになろう、この内容で講演に来てくださいと頼まれるようになろう、と思った。この分野はまだまだリサーチ文献も少ない。セックスと死は二大タブーと呼ばれているほどあって、教育の面でも遅れている。しかしこれで悩んでいるがん患者はとても多いのだ。

タームペーパーを書くために、沢山の文献を読み、飽和状態に近い。頭がいっぱいなくせに書けない。あと一週間、、、、がんばれ!これが終われば冬休みだ~

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