ハンドルネームで使っているMissyというのは我が家の猫の名前。6年前に避難所から我が家にやってきたMissyは11歳のメス猫。完全な家猫で外へ出たことはない。避難所から引き取ったときにも、外へは出さないと契約書まで書いた。それから、Missyは他の動物との特に猫との折り合いが悪く(情緒不安定になる)、他のペットを飼わないことも約束させられたほどのお嬢様なのだ。

私たちが旅行へ出かけるときは旦那のお姉さんがトイレの始末やら餌を与えに来てくれる。寂しがり屋のMissyを知っているお姉さんは遊ぶ時間まで割いてくれるのだ。で、夏に日本へ行った以来、調子の悪いMissyちゃん。ボケが始まったようで自分の尻尾を追い掛け回したり、うんちをぽてぽてと落としたりしだした。だんだんひどくなり今度はおしっこも家中あちこちでするようになったのだ。

猫好きの同僚に尋ねると、獣医に連れて行ったら?そしたら安楽死させてくれるよ、って。え~~~~~~そんなことは絶対しませんよ!と途方にくれる私たち。で、日本人の犬好きの友達にに尋ねてみたら、市販のペットフードを止めて手作りすると、毛並みが良くなるし調子が良くなるよ、と言われ生の肉や魚を一日一回のウエットフードの代わりにあげることにした(ドライフードを止めるほどは手がかけられない)。そしたら、食べっぷりがぜんぜん違う。それに毛並みがつやつやに!Missyは毛玉以外でも定期的によく吐く子でそれの掃除も大変だったけれど、それもぴたりと止まった。

これと同時に猫好きの日本人の友達にもアドバイスを聞いてみた。今までトイレは二階の子供たちのバスルームに置いていた。でもMissyがおしっこをしまくるのはなぜか1階なのだ。一階はキッチンやダイニングルーム、オフィスとかリビングルームがあるので家族が集まる場所なのだ。そこで、トイレを絵里佳のプレイエリアの隅に彼女のアドバイス通り置いてみた。そしたら、うんちもおしっこもトイレできちんとするようになった。それから、彼女のもうひとつのアドバイス。もっと愛情をあげてと。

MissyはもともとAJの猫。猫をほしがっていた彼女に10歳の誕生日プレゼントとして我が家へやってきたのだ。しかし、そのAJも昨年からママの家で住むことを決めた。ママの家には犬が2頭、猫が2匹いたのでMissyは我が家へ残ることに。一番MissyをかわいがっていたAJがいなくなったことはMissyにとってきっとつらかったことだろう。以前はソファーにごろんとしているとお腹に乗ってきてのどをぐるぐる鳴らしながらしていたけれど、最近は私も旦那も忙しくてソファーにゴロンなんて滅多にしない。それにMissyちゃんのお気に入りのソファーはなくなり(好きなだけ爪を立てて引っかいてくれた)、新しいソファーに買い変わって以来、爪を立てようもんなら、霧吹きでシュッシュと追い立てられ、、、、。猫クッションを買ったけれど、、、、愛着のソファーの代わりにはならないよね~、と振り返れば振り返るほど、接点が減ったな~としみじみ。アドバイスを受けて猫のおもちゃで遊んだり、毛をなでたりするようにみんなでした。そしたら尻尾を追いかけるのも止まった。

あ~猫も愛情が必要なのね、、、としみじみ感じたのであった。ごめんよMissyと家族みんなで謝ったのだ。

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