週末に映画の撮影が我が家の周りで行われました。北のハリウッドと呼ばれるBC。ドル安でカナダで撮影した方がコスト安につながるのでアメリカと称して撮影することが多い。私たちの住む町は古きよき街の姿を残しているので映画の撮影があちこちでしょっちゅう行われる。で、我が家が撮影に使われるのは3度目。今回は屋内はなしで前庭での撮影。ご近所8軒を含む大掛かりなものだった。映画の題名はSpooky Buddies. 日本でもお馴染みでしょうかゴールデンレッドリバーのお話Air Budシリーズだ。
ハロウィンがテーマで夜のシーン。飾り付けには2日間かけて、プロにデコレートしてもらってさすが!ちょうど季節だし撮影が終わってもそのまま残しておいて、ハロウィンが済んだら回収してよ~と近所中が撮影隊に交渉したけれど、もちろん2日間の撮影後さっさと片付けられてしまった。撮影は地元の協力なしではできないのでコミュニティーとのつながりを大切にする。撮影隊の人たちはフレンドリーで騒いだりしない。絵里佳をはじめ近所の子供たちは興味津々に覗いているうちに飾り付けの手伝いを始めたのだ。いやな顔ひとつせずに絵里佳たちを仲間のように扱ってくれた。
我が家のお隣さん
この家いつもは白いフェンスもないしパゴラもない家で撮影のためにそれらが建てられた。
撮影時間は夕方5時から夜明けの5時まで。通りは交通止めになり大きなトレーラーやクレーン車や撮影塔などもとり揃った。一階は撮影に使用しているけど2階は大丈夫とベランダへ時々出て撮影を覗いた。子犬一匹について一人のトレーナーがついていた。やはり犬あいて。6匹ともが同時に言うことを聞いてくれるわけではなく、何度も撮りなおしが続いた。6人のトレナーが並んで”シット!ステイ~”と何度も言っていた。仮装をした子供役の子供たちも遅くまで何度も。子供がこんなに夜遅くまで起きていていいのかね~と私は1時でダウンでした。爆発のシーンがあったり大きな扇風機で木の葉が(もちろん持ち込まれたもの)そこらじゅう舞い散ったり面白いものだった。
これは大きなふくろうが家に向かって飛ぶシーン
犬のシーンに備えて機材をセティングし直しているところ。
Air Budの子犬が見れると子供たちは大喜びだったけど、私としては大型俳優が出ている映画が来て欲しい~なんて思ってしまうのだ。ふふ。