職場復帰2週目。早起き、長い労働時間でぐったり。それでも家に帰ればかわいい絵里佳の笑顔が見れると、はりきって帰路を急ぐ。

今日帰ってみると、AJは夕食を済ませていないし、Brodyはテレビを見てごろごろしている!一体何をしていたのー!とイライラしてしまった。私やお父さんがいなくても、毎日することは同じようにしていかなきゃ!とひとつずつ正していく。住み込みさんもまだ3週目、絵里佳の面倒はよくみれても、やはり、口の立つあの二人を相手にするのは難しそう。彼女にコツを教えながら、なんだか意地悪ばあさんみたい、、。と自分でうんざりする。AJとBrodyがもっとしっかりしてくれればいいのに、、、とぶつぶつ。

絵里佳に比べて二人はもう子供じゃないとついつい思ってしまう。絵里佳は大人の手がなければ生きていけないけど、2人は大丈夫のような感じで。だからいつもしっかりして!と昔のように手取り足取り手伝ってあげることができないんだから。かわいそうに妹が生まれたおかげで、2人のケアが手薄になっている。

帰宅後いきなり、こんな調子だから、家中険悪な雰囲気。絵里佳が寝入ってから、アーこれではいけない!とシャワーを浴びてすっきりした後、Brodyの本読みを手伝い、3人で本を一冊読んだ。そうすると、私の両隣に座った2人の顔が見る見る明るくなり、笑ったり、昔のようなかわいい顔を見せてくれる。ベッドに寝入るころにはママIloveYouとちゃんとキスとハグをして、気遣いの言葉までくれる、明日は夜勤だから朝早起きしないで、ゆっくり休んでねと。私の気持ちも穏やかになっていく。

私は職場復帰と絵里佳のことで頭が一杯だし、だんなは仕事で超忙しいし、AJとBrodyもどこかでそういう私たちのことを察知していたのかな?子供って何歳になっても親のケアが必要だなあと。絵里佳のことばかりではなく少し2人にも目を向けなくてはと思った夜でした。